喪中・忌中のクリスマスはどう過ごす?子どもへのプレゼントやクリスマスカード、ケーキ、ツリーの考え方を解説

喪中・忌中のクリスマスはどう過ごす?子どもへのプレゼントやクリスマスカード、ケーキ、ツリーの考え方を解説

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身内を亡くした年は、街がクリスマスの雰囲気に包まれるなかで、自分たちはどう過ごせばよいのか迷う方も多いものです。家族で楽しみにしていた行事を控えるべきか、友人や職場のクリスマス会に参加してよいのか、判断に困る場面もあります。

この記事では、喪中のクリスマスの考え方を、忌中と喪中の違いとあわせて解説します。ツリーやケーキ、プレゼント、クリスマスカードなど場面ごとの目安や、誘いを断るときの例文も紹介します。

喪中にクリスマスを祝ってもいい?

クリスマスは、日本では戦後に広まった行事です。喪中の過ごし方について、クリスマスに関する決まりは特にないとされています。

そのため、喪中であっても、家族で静かに過ごす分には差し支えないと考えられています。一方で、喪中は故人を偲んで慎ましく過ごす期間です。派手なパーティーや大がかりな飾りつけは控えるのが無難です。

亡くなってから日が浅い「忌中」の間は、喪中よりも強く慎む期間とされます。忌中にあたる場合は、お祝いの色が強いことは控えめにしておくと安心です。

場面ごとの目安は次のとおりです。

場面

忌中(四十九日まで)

喪中(忌明け後)

ツリーや飾りつけ

控えるのが無難

家の中で控えめに

ケーキやごちそう

家族だけで静かに

家族だけで静かに

子どもへのプレゼント

用意してよいとされる

例年どおり用意してよいとされる

大人同士のプレゼント

見送る考え方もある

控えめな品で

クリスマスカード

送るのは控える

相手を選び、絵柄や言葉に配慮する

友人や職場のクリスマス会

控えるのが一般的

会の雰囲気や気持ちで判断する

忌中と喪中の違い

忌中と喪中は、どちらも身内を亡くした後に、故人を偲んで慎ましく過ごす期間です。忌中は喪中の最初の時期にあたり、より強く慎む期間とされています。

期間

仏式

神式

忌中

四十九日法要まで

五十日祭まで

喪中

一周忌まで(約1年)が一般的

約1年が一般的

喪中の長さは、故人との関係によっても変わります。親や配偶者、子どもの場合は約1年、兄弟姉妹や祖父母の場合は3か月から半年ほどとする考え方もあります。

※一般的な目安です。忌中・喪中の考え方は、宗派や地域、家庭によって異なる場合があります。浄土真宗のように、忌中・喪中を設けないとされる宗派もあります。

忌明けの法要や、忌明け後に行うことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

忌明けはいつ?期間とやるべきことを徹底解説|正しいマナーも紹介

子どもがいる家庭のクリスマスはどうする?

喪中であっても、子どもへのクリスマスプレゼントは用意してよいとされています。小さな子どもにとって、クリスマスは一年のなかでも楽しみにしている行事のひとつです。

行事そのものを取りやめるより、形を少し小さくして続けるほうが、子どもも受け止めやすくなります。たとえば、外から見える電飾や玄関の飾りは控えます。そのうえで、家の中でケーキを囲み、プレゼントを渡すところまでは例年どおりにする、といった過ごし方です。

例年どおりでよいとされること

控えめにしたいこと

子どもへのプレゼント

外から見える電飾や玄関の飾り

家族で囲むケーキや食事

大勢を招くパーティー

家の中の小さなツリー

-

子どもから「今年はどうして外に飾らないの」と聞かれることもあるでしょう。そのときは、家族が亡くなった年なので静かに過ごすことを、年齢に合わせてそのまま伝える方法もあります。

忌中と重なる年は、四十九日の法要に向けて、故人を偲ぶ準備を進める時期でもあります。飾りつけは翌年に回し、ケーキとプレゼントだけにするなど、無理のない形を選ぶとよいでしょう。

ツリーや飾りつけ、ケーキやパーティーはどうする?

喪中でも、クリスマスツリーを飾ること自体は差し支えないとされています。ただ、派手な飾りつけを不謹慎だと感じる人もいます。

飾る場合は、家の外から見える場所ではなく、家族だけが目にする家の中に置くのが無難です。電飾を控えめにする、小さなツリーにするなど、落ち着いた雰囲気にすると周囲への配慮にもなります。

忌中にあたる場合や、家族の中に飾ることへ抵抗がある人がいる場合は、今年は見送る選択肢もあります。

家族でケーキを食べたり、少し特別な食事を囲んだりすることは、喪中でも問題ないとされています。故人を偲びながら、家族で静かに過ごす時間にするのもひとつの方法です。

気をつけたいのは、大人数で騒ぐパーティーです。喪中は慎ましく過ごす期間なので、大勢を招いてにぎやかに楽しむことは控えるのが一般的です。

友人や職場のクリスマス会に誘われた場合、忌中であれば控えるのが無難です。忌明け後の喪中であれば、会の雰囲気や故人との関係、自分の気持ちに合わせて判断します。

参加する場合は、羽目を外しすぎないよう気をつけておくと安心です。

プレゼントは贈ってもいい?

喪中にプレゼントを贈ったり受け取ったりすることは、控えめにすれば差し支えないとされています。派手なものや高価すぎるものより、落ち着いた品を選ぶのが無難です。

忌中にあたる場合は、大人同士のプレゼント交換は見送る考え方もあります。家族で話し合って決めておくと安心です。

クリスマスカードを送る・受け取るときは?

クリスマスカードには、喪中の人に送ってはいけないという決まりはないとされています。ただ、相手が祝う気持ちになれない場合もあるため、気づかいが必要です。

自分が喪中のときは、カードを送るのは控えめにします。送る場合も、相手が喪中ではないかを確かめておきましょう。

相手が喪中のときは、送るかどうかを相手との関係で判断します。送る場合は、サンタクロースやツリーなどクリスマスらしい絵柄は避け、冬の景色など落ち着いた絵柄を選びます。言葉も、お祝いより相手を気づかう内容にするのが無難です。

カードを送るか迷う場合は、年明けの松の内が過ぎてから寒中見舞いを送る方法もあります。

寒中見舞いはいつ・どう書く?マナーと文例を徹底解説

クリスマス会の誘いを断るときの伝え方

喪中を理由に誘いを断る場合は、事情を簡単に伝え、誘ってくれたことへのお礼を添えると角が立ちにくくなります。

職場の同僚や上司に断る場合の例

「お誘いいただきありがとうございます。今年は身内に不幸があり、にぎやかな席は控えさせていただこうと思っております。皆さんで楽しんでください。」

断ったあとも、年明けに会ったときに改めてお礼を伝えておくと、相手との関係も気まずくなりにくいでしょう。

喪中の年末年始をどう過ごすか

クリスマスのあとは、お正月を迎えます。喪中のお正月は、正月飾りやおせち、初詣など、クリスマス以上に控えることが多くなります。

喪中のお正月の過ごし方は、こちらの記事でまとめています。

喪中のお正月、どう過ごす?控えるべき行事と許される習慣を徹底解説

忌中・喪中の過ごし方は、家族や親族のあいだでも考え方が分かれやすいところです。特に、法要の日程や年末年始の親族の集まりをどうするかは、自分たちだけで決めきれないこともあります。

年末年始の法要や、忌明け後の納骨・お墓のことなど、迷うことがあれば専門家に相談してみるのも一つの方法です。

※親族間の意向や地域の慣習により、最適な進め方は状況によって異なります。

終活相続ナビでは、提携する専門家の中から、あなたの状況に最適なパートナーを無料でご紹介しています。お一人で判断が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

まとめ

喪中のクリスマスには決まった作法はなく、家族で静かに過ごす分には差し支えないとされています。ただ、忌中にあたる時期は慎む度合いが強くなるため、パーティーやプレゼント交換は控えめにしておくと安心です。ツリーやカードは周囲や相手への気づかいを第一に考え、迷うときは寒中見舞いなど別の形で気持ちを伝える方法もあります。まずは、亡くなった日から数えて今年のクリスマスが忌中にあたるかどうかを確かめてみてはいかがでしょうか。

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