喪中・忌中の忘年会・新年会は参加してもいい?判断の目安や参加するときのマナー、断り方をわかりやすく解説

喪中・忌中の忘年会・新年会は参加してもいい?判断の目安や参加するときのマナー、断り方をわかりやすく解説

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年末年始は、職場や友人のあいだで忘年会や新年会の予定が増える時期です。身内を亡くした年は、誘いを受けても参加してよいのか、断るならどう伝えればよいのか、迷うこともあるでしょう。

この記事では、喪中・忌中の忘年会・新年会について、判断の目安を解説します。参加するときに気をつけたいことや、断るときの伝え方もあわせて紹介します。

喪中・忌中に忘年会・新年会へ参加してもいい?

忘年会や新年会は、喪中・忌中のあいだは参加を控えるのが基本とされています。喪中は故人を偲んで慎ましく過ごす期間で、宴会のようなにぎやかな席は控えるものと考えられてきたためです。

なかでも、亡くなってから日が浅い忌中は、喪中よりも強く慎む期間とされます。忌中にあたる場合は、忘年会や新年会への参加はできるだけ控えるのが一般的です。

一方で、近年は喪中の過ごし方が以前より緩やかになってきているともいわれます。忌明け後の喪中であれば、どうしても欠かせない会かどうかを考えて出欠を決める人も増えているようです。自分や家族の気持ちも、判断の大切な材料になります。

誘われた会

忌中(四十九日まで)

喪中(忌明け後)

友人同士の忘年会・新年会

控えるのが一般的

控えるのが基本。気持ちや会の雰囲気で判断する人もいる

職場の忘年会・新年会

控えるのが一般的。上司や幹事に事情を相談する

どうしても欠かせない場合は、節度を持って参加する

二次会や大人数の宴会

控える

控えるのが無難

忌中と喪中の違い

忌中は、仏式では四十九日法要まで、神式では五十日祭までの期間です。喪中は、一周忌までの約1年が一般的とされています。

忌中は喪中の最初の時期にあたり、より強く慎む期間です。同じ喪中でも、亡くなってからどれくらい経っているかで、忘年会・新年会への向き合い方も変わります。

喪中の長さは、故人との関係によっても変わります。兄弟姉妹や祖父母の場合は、3か月から半年ほどとする考え方もあります。

※一般的な目安です。忌中・喪中の考え方は、宗派や地域、家庭によって異なる場合があります。

忌明けの法要や、忌明け後に行うことについては、こちらの記事で紹介しています。

忌明けはいつ?期間とやるべきことを徹底解説|正しいマナーも紹介

忘年会と新年会で考え方は違う?

忘年会と新年会は、どちらも喪中・忌中は控えるのが基本です。ただ、新年会は新年を祝う意味合いを持つ席なので、喪中の人は特に控える考え方があります。

喪中は、新年のあいさつや年賀状など、新年を祝うことを控える期間でもあります。新年会に参加すると、乾杯や「あけましておめでとうございます」のあいさつなど、お祝いの場面が多くなりがちです。

忘年会は、一年を締めくくる集まりとして開かれることが多いものです。それでも、宴会であることに変わりはないため、忌中は控え、喪中でも参加するかは慎重に考えるのが無難です。

職場の忘年会・新年会はどうする?

職場の忘年会・新年会は、仕事上の付き合いの面もあるため、断りにくいこともあります。まずは上司や幹事に事情を伝え、相談してみましょう。事情がわかれば、配慮してもらえる場合もあります。

欠席する場合は、会の直前ではなく、誘いを受けた時点で早めに伝えると、幹事も準備を進めやすくなります。

どうしても断れない場合は、節度を持って参加します。幹事に事情を伝えておけば、乾杯のあいさつや余興などの役回りを外してもらえることもあります。

事情を職場の皆に知らせたくない場合は、信頼できる上司や同僚にだけ伝えておく方法もあります。

参加するときに気をつけたいこと

喪中に忘年会・新年会へ参加する場合は、周囲への気づかいとあわせて、次の点に気をつけておくと安心です。

  • にぎやかな場でも、羽目を外しすぎないようにする
  • 二次会や三次会までは付き合わず、早めに失礼する
  • 派手な服装は避け、落ち着いた装いにする
  • 新年会では「あけましておめでとうございます」は使わず、「本年もよろしくお願いいたします」などのあいさつにする

周りの人が喪中であることを知らずに、お祝いの言葉をかけてくることもあります。その場で事情を説明せず、通常のあいさつで返す方法もあります。

断るときの伝え方と例文

断るときは、誘ってくれたことへのお礼を伝え、事情を簡単に添えると角が立ちにくくなります。

事情の伝え方には、二つの考え方があります。ひとつは、喪中であることをそのまま伝えてよいとする考え方です。もうひとつは、喪中や忌中という言葉は使わず、「家の事情で」などとぼかして伝えるほうがよいとする考え方です。相手との関係や、職場の雰囲気に合わせて選びましょう。

職場の上司や幹事に伝える場合の例

「お声がけいただきありがとうございます。実は先日、身内に不幸がありまして、今年は控えさせていただければと思っております。せっかくの機会に申し訳ありません。」

断ったあとも、年明けに会ったときに改めてお礼を伝えておくと、相手との関係も気まずくなりにくいでしょう。

喪中の人を忘年会・新年会に誘うときは?

反対に、同僚や友人が喪中であることを知っている場合、誘ってよいのか迷うこともあるでしょう。喪中の人には、にぎやかな席への誘いそのものを控えるという考え方もあります。

声をかける場合は、「無理はしないでね」と一言添え、参加するかどうかは相手に任せます。断られても理由を詳しく聞かず、「また落ち着いたら」と受け止めると、相手も気持ちが楽になります。

参加してくれた場合も、乾杯の音頭やお祝いのスピーチなど、目立つ役回りは頼まないでおきます。そのほうが、相手も落ち着いて過ごしやすくなります。

喪中の年末年始の過ごし方

忘年会・新年会のほかにも、年末年始にはクリスマスやお正月など、喪中の過ごし方に迷う行事が続きます。

喪中の過ごし方全般については、こちらの記事でまとめています。

喪中の過ごし方完全ガイド:意味や年末年始の過ごし方について

忌中・喪中の過ごし方は、家族や親族のあいだでも考え方が分かれやすいところです。年末年始に親族が集まる場で、法要の日程や納骨の時期などを話し合う必要が出てくることもあるでしょう。

自分たちだけで決めきれないことがあれば、専門家に相談してみるのも一つの方法です。

※親族間の意向や地域の慣習により、最適な進め方は状況によって異なります。

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まとめ

喪中・忌中の忘年会・新年会は参加を控えるのが基本で、特に忌中の時期や新年会は慎重に考えたいところです。ただ、近年は喪中の過ごし方も緩やかになり、会の性質や自分の気持ちを踏まえて出欠を決める人も増えているようです。参加する場合は節度を持ち、断る場合はお礼とあわせて事情を簡単に伝えると角が立ちにくくなります。まずは、今年の会が忌中にあたるかどうかを確かめたうえで、上司や幹事に相談してみてはいかがでしょうか。

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