【船橋市】学ぶ場・活かす場・つながる場 ふなばし市民大学校をご紹介

【船橋市】学ぶ場・活かす場・つながる場 ふなばし市民大学校をご紹介

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①はじめに

年齢を重ねても、「新しいことを学びたい」「地域とつながりたい」――そんな想いを抱く方が増えています。千葉県船橋市では、そのような市民の想いに応える学びの場として「ふなばし市民大学校」を運営しています。

ここでは、さまざまな講座や活動を通じて、学びを深めるだけでなく、仲間と出会い、地域とのつながりを育むことができます。

この記事では、「ふなばし市民大学校」の特徴や講座内容、学生の声を紹介しながら、生涯にわたる学びと交流の魅力をお伝えします。

②ふなばし市民大学校について

船橋市は、昭和58年に千葉県初となる市立の老人大学を開校しました。そして、平成16年に、より幅広い市民の皆様の生涯学習の場や相互交流の場を目指して、老人大学をはじめ別々に実施していたスポーツ健康大学、ボランティア大学、生涯学習コーディネーター養成講座を統合し、ふなばし市民大学校を開校しました。

ふなばし市民大学校では、生涯にわたって学び続け、その成果を個人の生活や地域での活動等に活かすことができるようにするための学習環境を提供することが重要と考えています。

また、学ぶだけでなく、学ぶ過程を通じて地域に対する愛着や誇り、帰属意識を育み、修了後も自らを地域の当事者として成果を積極的に活かすことができるよう、学ぶ場「豊かな人生をおくるため自分らしく学び続ける場」、活かす場「地域活動の担い手、支え手づくりの場」、つながる場「知識を共有した縁でつながる学びと活動循環の場」を基本方針としています。

③ふなばし市民大学校の活動内容

ふなばし市民大学校では、まちや地域に関心を持ち、自分に合ったボランティア活動につながる知識や技術の習得を目指す「まちづくり学部」と、授業やクラスでの活動をとおして、知識を共有した仲間との関係づくりを行う「いきいき学部」の2つで構成されており、それぞれ4つの学科を設けています。令和7年度から船橋市内在住だけではなく、在学・在勤者も申し込むことができるようになりました。

各学科とも授業は 4月から翌年の3月までの週1回、年間約35回行います。
「まちづくり学部」の各学科では、修了後も地域での活動につながるよう、修了生の活動を知る講座やボランティア団体で行う体験実習もあります。学生が講座の企画を行う「生涯学習フェア」では、市民に向けてイベントを実施し、学内にとどまらず実際に地域の方々との交流を行っています。
「いきいき学部」の各学科では、授業やクラスでの活動をとおし知識を共有した仲間との関係づくりができるよう、学生同士の親睦を深める「クラス会」へのサポートを行っています。このことにより修了後もクラス単位で地域にて活動しながら交流を深めることができます。

また、ふなばし市民大学校の特徴としてルームアドバイザー、ルームサポーター制度があります。いきいき学部にて活動するルームアドバイザーは、各学科の修了生がクラスごとに配置され、授業の円滑化、クラス会活動の活性化、楽しい仲間づくりに貢献し、充実した学生生活を送る手助けを行っております。

まちづくり学部(ボランティア養成学科を除く)で活動するルームサポーターは、各学科の修了生がクラスごとに配置され、授業、イベント企画運営のサポートを行っております。

 

(以下、各授業の概要※令和8年度パンフレットから抜粋。年度によって内容は異なることがあります。)

「まちづくり学部」

【ボランティア養成学科】 
ボランティアをしてみたい、自分に合った活動を探したいと考えている方にピッタリの学科です。カリキュラムは「まちを知る」「専門知識を学ぶ」「実習」の3つで構成され、楽しく学びながら、自分に合ったボランティア活動に出会えます。体験学習では実習団体とのマッチングによりボランティア活動を体験し、修了後の活動につなげます。

【スポーツコミュニケーション学科】 
船橋市は「人」も「まち」も健康でありたいという願いから「スポーツ健康都市」を宣言し(昭和58年10月10日)、スポーツをとおして笑顔あふれる健康な地域づくりを目指しています。スポーツコミュニケーション学科では「いつでも、どこでも、誰とでも」楽しめるスポーツの普及を担うコミュニティ・リーダーを目指します。 
  スポーツなどの専門知識(資格取得を含む)やイベント企画立案を学び、修了後は市内各地域で活躍している先輩達とともに活動する場もあります。

【生涯学習コーディネーター養成学科】 
地域の学習資源や施設とつながり、人材を発掘し、人々に学びの機会を提供するための調整役が生涯学習コーディネーターです。専門家から生涯学習の基礎を学び、実習をとおして地域のニーズや資源にあった学びの企画力、調整力の習得を目指します。修了後は地域や社会への貢献意欲を活かし、公民館を拠点に先輩の皆さんとともに行う活動などで学びをとおして活気あふれるまちづくりに参画します。

【ふなばしマイスター学科】 
船橋の歴史・文化・産業などの学習や研究をとおして“ふなばしの魅力”を再発見し、その魅力を紹介(案内)できる人を目指します。船橋の魅力をもっと知りたい!人に伝えたい!という方にお勧めの学科です。講義や現地学習をとおして船橋の知識を深めることを中心に、地域案内(街歩き)の体験実習を行うほか、1年をとおして各自で地域研究を行い、報告書の作成、発表も行います。修了生は、各自の研究を深めながら、ガイドや講師として活躍しています。

 

「いきいき学部」

【くらしの教養学科】 
楽しく学び、心豊かなくらしを送るきっかけづくりを目的としています。カリキュラムは地元船橋を知る、よりよい人間関係づくり、健康づくり、古典文学、音楽体験など幅広く、楽しみながら学ぶことができます。

【こころとからだの健康学科】 
創作活動や軽スポーツを仲間とともに学び体験し、自分らしく心身ともに健康で豊かな生活を送るきっかけづくりを行います。カリキュラムは、こころとからだの仕組みの講義、陶芸などの創作活動、各種軽スポーツや音楽脳トレなどを実施し、楽しみながら学びます。新たな趣味を見つけることができるかもしれません。

【パソコン学科】 
パソコン1・2では、初心者を対象にパソコンの基本操作、ワード(文書作成)、エクセル(表計算)、インターネットの活用など、暮らしの中で使えるパソコンの利活用について学び、画像を入れた資料や年賀はがきの作成、簡単な会計報告などができるようになることを目指します。パソコン3・4ではパソコン1・2より一歩進んで、エクセル(表の作成やデータベースの利用)、パワーポイント(プレゼン資料やデジタルフォトアルバムの作成など)を学びます。

【園芸学科】 
実用的な園芸の基礎や病害虫の知識を、園芸1は野菜づくり、園芸2では草花の育て方の実習をとおして学びます。

④将来的な方針・目標

ふなばし市民大学校では、これまで、8,400人以上の修了生を送り出し、その多くの方が、市内の各団体などに所属し活動しています。具体的には、地域でスポーツイベントの協力、公民館で講座の企画や実施のサポートを行ったり、ボランティア団体や個人で傾聴ボランティア、子育て・高齢者支援といった活動を行ったりしています。

今後も、ふなばし市民大学校の様々なカリキュラムの中から自分にあった学びを選択し、それぞれの学科で知識を共有した仲間との関係づくりや自分に合ったボランティア活動につながる知識や技術の習得など、人生をより豊かなものにするために役立てていただきたいと思います。

また、学生が修了後に地域で活躍できるよう、社会情勢と学生のニーズを把握し、カリキュラムの見直しを積極的に行い、生涯学習の機会充実を図っていきます。

⑤学生の声

令和6年度の修了生の感想です。

・年齢に幅があっても「学びたい」という同じ目的があって集まって来ている方々なので、とても刺激をいただきました。「学生」を名乗れるだけで若返った気持ちになれました

・生活環境や考え方の違ったいろいろな方々と、ひとつの目標に向かって一体となってイベントを作りあげていくことのおもしろさがありました。

・初回の講義から興味のある授業が続き、フィールドワーク、座学、etc...「船橋を知る」ことの新しい発見が多くあり、知らない世界と知る世界とでは大違いであることを実感させられた。

・授業内容は満足で、内容の幅広いところがすごく勉強になった。自分自身もっと広い世界を知りたいので、もっと学びたいと思った。

⑥入学方法など詳細

1.対象者:船橋市内在住・在勤・在学の18歳以上で自力通学できる方

  (介護者等を手配し、通学することも可能)

2.申し込み方法:募集期間内に船橋市内の図書館、公民館、出張所等にて配布している入学案内を確認の上、入学願書をふなばし市民大学校事務局へ郵送する。(令和7年度時点)市のホームページでも入学案内・願書のダウンロードが可能。

※例年、広報ふなばし12月1日号に入学案内について掲載しています。

3.費用:まちづくり学部は無料、いきいき学部は年額1万円※教材費、クラス会費別途

※HPに掲載されている内容に関してはこちらをご覧ください。

ふなばし市民大学校

ふなばし市民大学校学部・学科の紹介

⑦まとめ

「ふなばし市民大学校」は、学びを通じて自分自身の成長を楽しむだけでなく、その成果を地域に活かし、仲間とつながることができる貴重な場です。これまでに8,400人以上の修了生を送り出し、多くの方がボランティアや地域活動に参加し、船橋のまちを支える担い手として活躍しています。

単なる知識の習得にとどまらず、学びをきっかけに人生が広がり、人との出会いが新たな活力につながることも大きな魅力です。学生の声からもわかるように、ふなばし市民大学校は世代を問わず「挑戦」や「交流」の場を提供してきました。

これからも時代や市民のニーズに合わせたカリキュラムを用意し、一人ひとりが自分らしく学び続け、地域とともに歩んでいける学びの場であり続けるでしょう。

もし「新しいことを始めたい」「地域で役立ちたい」と考えている方は、ぜひふなばし市民大学校に足を運び、学びと出会いの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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