京都五山送り火とは?点火時間・見える場所・意味や由来を徹底解説

京都五山送り火とは?点火時間・見える場所・意味や由来を徹底解説

公開日: 2025.7.1     更新日: 2025.7.16

はじめに|お盆の終わりを見届ける京都の夜

夏の終わりを告げる夜、京都の空に浮かび上がる五つの炎。それが「京都五山送り火」です。毎年8月16日の夜に行われるこの行事は、京都の人々だけでなく、多くの観光客にとっても特別な意味を持つ伝統行事です。

五山送り火は、お盆の終わりにあたる時期に、先祖の霊をあの世へと送り返す「送り火」としての意味を持っています。お盆には家に帰ってくると信じられている祖霊たちを、感謝と敬意をもって再び浄土へと送り出す。この神聖な儀式が、夜空に映える「火文字」として京都の街を照らします。

その姿は荘厳で、言葉では言い表せないほどの静けさと尊さに包まれています。地元の人にとっては、家族とともに手を合わせる大切な日であり、観光客にとっては、目に見える「日本の精神文化」に触れられる貴重な体験の機会です。

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五山送り火とは

「五山送り火」は、五つの異なる山に点火される「送り火」の総称です。そもそも「送り火」とは、故人や先祖の霊を見送るために焚かれる火のことで、日本各地に類似の風習がありますが、京都のそれは規模と格式において群を抜いています。

お盆期間の最後の日にあたる8月16日。京都では、東山如意ヶ嶽の「大文字」を皮切りに、「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と、順番に山々が燃え上がります。これらは、ただの火ではなく、一画一画が人の手で丁寧に整えられた火床により構成されており、長い準備期間と地域の人々の協力によって成り立っています。

一般には「大文字焼き」と呼ばれることもありますが、これは誤解を招きやすい表現です。「焼く」という言葉が含まれることで、観光的・娯楽的な印象を持たれがちですが、本来は「霊を送る神聖な儀式」であり、地元の人々はその呼称に違和感を覚えることもあります。正式には「五山の送り火」または「五山送り火」と呼ぶのがふさわしいのです。

五山送り火の由来と歴史

五山送り火がいつ始まったのか、正確な記録は残っていませんが、その起源は諸説あります。最も有力なのは、室町時代から江戸時代にかけての京都における民間信仰と仏教儀式の融合から生まれたという説です。

最も古い文献では、江戸時代中期に編纂された『日次記』などに記述が見られ、当時から「精霊送り」の意味合いが強く、特に「大文字」は相国寺と深い関わりがあることが伝えられています。仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と関連し、霊をこの世から浄土へと導く「火」の象徴としての役割を果たしていたのです。

また、各山にはそれぞれに異なる由来や地域伝承があります。たとえば、「妙・法」は松ヶ崎の地元住民によって守られており、日蓮宗との関わりが深いことから、文字として「南無妙法蓮華経」の一部が採用されています。

各送り火の火床(火を焚く場所)は、地域の人々によって管理・保存されており、年に一度の行事のために細心の注意が払われています。夏が近づくと、火床の整備、草木の刈り取り、点火のための薪の準備が始まり、送り火当日には、世代を超えて地元の人々が山に登って作業にあたります。

こうした地域の共同作業によって、五山送り火はただの観光イベントではなく、「京都という町全体の心を映す行事」として受け継がれているのです。

五つの送り火とその点火スケジュール

五山送り火は、五つの山に火を灯すことで構成されており、それぞれの火は順番に点火されます。点火の開始時刻は毎年8月16日午後8時であり、数分おきに次々と火が灯されていきます。以下は各山の点火スケジュールと特徴のまとめです。

山の名称

点火時刻

火床数

特徴

大文字(如意ヶ嶽)

20:00

75床

「大」の字を描く。五山送り火の中で最も象徴的。

妙(松ヶ崎西山)

20:05

103床

「妙・法」の一部で、東西の山に文字が現れる。

法(松ヶ崎東山)

20:05

63床

「妙」と対をなす文字。信仰色が強い送り火。

船形(西賀茂船山)

20:10

79床

船の形をした火床で、精霊を乗せて送る意匠。

左大文字(大北山)

20:15

53床

「大」の字が左に配置され、バランスを取る役割も。

鳥居形(嵯峨曼荼羅山)

20:20

108床

唯一の図形型。神道の象徴である鳥居を模す。

すべての送り火が点火され終わるのはおよそ20時30分前後。この30分間は、京都の空が神聖な灯に包まれる特別な時間帯です。どの送り火も、山の地形や文字の形を考慮して計画的に配置されており、それぞれが京都盆地の地理と歴史に深く根ざしています。

また、どの送り火も雨天決行であり、台風などの極端な気象条件でない限りは実施されます。たとえ雨が降っていても、火床に事前に防水対策が施されるため、点火ができるようになっています。このことからも、送り火にかける京都の人々の真摯な想いがうかがえます。

「大文字(如意ヶ嶽)」|最も有名な送り火

五山送り火の中で、最も有名で象徴的な存在が「大文字送り火」です。東山三十六峰の一つ、如意ヶ嶽の斜面に「大」の字が灯され、京都市内の広い範囲からその姿を見ることができます。

火床は全部で75か所あり、縦80メートル、横160メートルと非常に大きなスケールで描かれています。三画から成る「大」の字は、各線の傾斜やバランスが慎重に計算されており、夜空に浮かぶ姿は驚くほど整っています。

もっともよく見える場所としては、賀茂川の堤防沿い、特に出町柳から丸太町付近が人気の観賞スポットです。賀茂大橋からの眺望は、空を仰ぎ見るような構図で「大」の文字を真正面に望むことができます。また、船岡山公園や高台にあるホテルの屋上からも見やすいとされています。

この「大文字」では、送り火のために護摩木(ごまぎ)と呼ばれる木の札が市内の寺社で事前に受付されています。護摩木には個人の願いや故人への想いが書かれ、送り火の際に火床で焚かれます。これは火を通して祈りを天に届けるという、仏教的な意味合いを持つ儀式であり、京都ならではの精神文化が反映された風習といえるでしょう。

「妙・法(松ヶ崎)」|2つの文字が東西に浮かぶ

「妙・法」の送り火は、京都市左京区松ヶ崎地区に位置する西山と東山の2つの山に分かれて灯されます。「妙」は松ヶ崎西山、「法」は松ヶ崎東山にあり、それぞれ103床、63床の火床によって構成されています。

この送り火は、日蓮宗の教えである「南無妙法蓮華経」から取られた二文字であり、特に宗教色が強く、信仰の対象として親しまれています。

「妙」と「法」は、同時に点火されるため、東西の山に文字が浮かび上がる様子は非常に幻想的で、まるで空を挟んで言葉が対話しているかのような錯覚さえ生まれます。

観賞スポットとしては、北山通沿いや松ヶ崎疎水沿いが人気です。松ヶ崎駅周辺からも比較的近く、徒歩圏でアクセスできる点が便利です。また、宝ヶ池や京都コンサートホールの周辺からは、両方の文字を同時に見ることができる場所もあります。

注意点として、「妙」と「法」は同時点火ではあるものの、山の角度や地形の関係で片方しか見えない場所も多いため、事前に見える方角を調べておくことが重要です。特に「妙」は住宅街の裏山に近く、観賞場所が限られているため、混雑を避けたい場合は北山通の南側から眺めるのがよいでしょう。

「船形(西賀茂)」|船に乗って霊を送るイメージ

「船形」は、京都市北区の西賀茂船山に灯される送り火で、その形状はその名の通り、船の形を模しています。火床の数は79箇所で構成されており、他の送り火と異なり、漢字や図形ではなく、立体的な印象を与える「舟型」が特徴です。

この送り火は、精霊があの世へと向かう際に乗る「霊船(れいせん)」を象徴しているとされ、「魂を舟に乗せて送り出す」という仏教的なイメージを体現しています。また、「船形」は慈覚大師円仁の開いた西方寺に由来するとの伝承もあり、宗教的な背景を持ちながらも、より親しみやすい形として地域の人々に親しまれてきました。

観賞に適した場所は、北山橋や北大路橋の周辺が有名です。賀茂川沿いを北に上がっていくと、橋の上から全体像が見渡せるポイントがいくつかあります。特に、北山通から西賀茂方面に入ると、混雑が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中で「船形」の送り火を楽しむことができます。

また、この地域では「万灯籠(まんとうろう)」と呼ばれる風習があり、送り火と同時に寺や家庭で灯される無数の灯籠が夜道を照らします。その光景は、地上の灯と山の火が共鳴するかのようで、幻想的な風情を感じさせます。静寂の中で浮かび上がる舟形の光は、見る者に深い安らぎと先祖への思いを呼び起こす時間を提供してくれます。

「左大文字(大北山)」|大文字に対する左の意味

「左大文字」は、京都市北区の大北山に灯される送り火で、文字通り「大」の字を描いていますが、「大文字」とは別の山に点火されるため「左大文字」と呼ばれています。火床は53箇所で構成されており、「大」の字がやや斜めに配置されているのが特徴です。

この「左大文字」は、如意ヶ嶽の「大文字」と対を成す存在とも言われ、京都盆地を囲むようにして配置された火のバランスを保つ重要な役割を担っています。「左」の意味は、位置的に「右大文字(如意ヶ嶽)」に対して左側にあることに由来し、東西の均衡を意識した配置になっています。

最も見やすい観賞スポットは、西大路通や金閣寺周辺です。特に、金閣寺の東側からは、山の斜面に灯される「大」の字がよく見えます。また、わら天神や衣笠山周辺からも良好な視界が得られるため、アクセスの便を考えて観賞場所を選ぶと良いでしょう。

「左大文字」の見どころは、山の傾斜を活かした文字の配置にあります。火床の一つ一つが精密に位置調整されており、見る角度によっては文字が立体的に浮かび上がって見えるため、視覚的な美しさが際立ちます。特に火が強まる点火直後には、赤々と燃える「大」の文字が闇夜に鋭く際立ち、神聖な緊張感すら漂います。

「鳥居形(嵯峨曼荼羅山)」|唯一の図形型

五山送り火の中で、唯一文字ではなく図形として点火されるのが「鳥居形(とりいがた)」です。場所は京都市右京区の嵯峨曼荼羅山で、108の火床によって「鳥居」の形が山に浮かび上がります。

この鳥居は、神道における結界の象徴であり、「あの世とこの世の境界」を意味しています。つまり、送り火の中でもとりわけ霊的な意味合いが強く、「魂がこの世から浄土へと渡る最後の門」としての役割を担っているのです。

観賞に適した場所は、渡月橋や広沢池周辺です。とりわけ広沢池の水面に映る「鳥居形」は非常に美しく、その幻想的な風景は、写真家やアーティストの間でも人気があります。池のほとりに腰を下ろし、静かに揺れる水面と、夜空に浮かぶ火の形を眺める時間は、まさに「魂を見送る」という行為そのものを体現しているようです。

また、鳥居の形が持つ「厄除け」や「浄化」の意味から、災厄を遠ざけたいという人々の信仰も強く、地元ではこの鳥居形送り火を観ることで、一年の無病息災を願うという風習も根付いています。火床が108であることも、人間の煩悩の数に通じ、火を通じて煩悩を焼き尽くすという仏教的意味が込められているとされています。

よく見えるおすすめ鑑賞スポットまとめ

五山送り火を最大限に楽しむためには、観賞する場所の選定が重要です。各山それぞれに適したビュースポットが存在し、見る角度や距離によって、火の形の見え方も大きく異なります。また、一度に複数の山を見渡せる場所も存在し、そうした地点は人気が高く、早めの場所取りが必須です。

まず、「大文字(如意ヶ嶽)」がよく見えるのは賀茂川の堤防、特に出町柳駅から丸太町方面にかけての川沿いです。ここでは「大」の字を正面から見ることができ、河川敷に座ってゆったりと鑑賞することが可能です。また、船岡山公園や京都ホテルオークラなどの高層階からも美しい眺めが期待できます。

「妙・法」は、松ヶ崎疎水沿いや北山通周辺が最適なスポットです。「妙」と「法」が東西の山に分かれているため、両方を一度に見るには視界の開けた場所が理想です。宝ヶ池近辺からも比較的よく見えるため、早めに行って場所を確保すると良いでしょう。

「船形」は、北山橋や北大路橋の近くがベストポジションです。川の流れと共に灯る「船」の形は、まるで水面を進んでいるような印象を与え、夏の夜に幻想的な風景を描き出します。

「左大文字」は金閣寺や西大路通周辺からよく見えます。住宅街が近いため、静かな環境で落ち着いて観賞できる点も魅力です。衣笠山や北山通沿いからも見晴らしが良く、地元の人々にも人気のある場所です。

「鳥居形」は、渡月橋と広沢池が定番の観賞スポットです。特に広沢池の水面に映る「鳥居形」は格別で、写真撮影スポットとしても高い評価を得ています。池の静けさと炎の揺らぎが、まるで異世界に入り込んだかのような錯覚を与えます。

また、複数の山を一度に見られるスポットとしては、船岡山公園や吉田山、京都タワーなどが挙げられます。特に船岡山からは、「大文字」

「妙・法」「左大文字」が一望できるポイントがあり、送り火の全体像を俯瞰したい人にとっては理想的なロケーションです。

有料観覧スポットでは、ホテルの屋上や寺社の特別席などが用意されることもあります。これらは事前予約制の場合が多く、落ち着いて座って観賞できる点で魅力がありますが、人気が高いため早期の予約が必要です。

混雑を避けるには?アクセス・交通規制情報

五山送り火当日の京都市内は、例年多くの人で賑わい、主要観賞スポット周辺では激しい混雑が予想されます。そのため、事前にアクセス方法や交通規制情報を把握し、スムーズに移動するための計画が重要です。

主要なアクセス駅は以下の通りです。

「大文字」:京阪「出町柳駅」または叡山電鉄「元田中駅」から徒歩圏内

「妙・法」:地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」から徒歩

「船形」:地下鉄「北山駅」または「北大路駅」からバスか徒歩

「左大文字」:JR「円町駅」または市バスで金閣寺方面

「鳥居形」:嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」または京福電鉄「嵐山駅」

当日は、観賞エリア周辺で交通規制が敷かれるため、自家用車での移動は避け、公共交通機関の利用が推奨されます。また、市バスや地下鉄では臨時便や増便対応がされる場合もあるため、京都市交通局の公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。

混雑を避けるには、点火の1〜2時間前には現地に到着しておくのが理想的です。特に人気スポットである賀茂川沿いや広沢池周辺は、夕方にはすでに多くの人で埋まり始めます。レジャーシートや折りたたみ椅子を用意し、ゆったりとしたスペースで過ごせるようにする工夫が求められます。

高齢者や小さな子ども連れの方は、トイレの位置や帰り道の導線も事前に確認しておくと安全です。また、熱中症対策として水分補給、帽子やうちわの持参も必須です。大規模イベントである一方、厳かな儀式でもあるため、周囲の人々への配慮と静粛な鑑賞マナーを守ることも大切です。

行事に込められた想いを知る

五山送り火は単なる「夏の風物詩」ではありません。その根底には、日本人の死生観や先祖に対する敬意、自然と共に生きるという感覚が深く根づいています。これは、京都という千年の都にあって、特に顕著に表れる伝統精神の象徴でもあります。

お盆の期間、日本人は祖先の霊がこの世に戻ってくると信じています。そして、8月16日には、その霊を再び浄土へと見送るために「送り火」が焚かれるのです。火は、闇を照らし、悪しきものを祓い、魂を導く力があるとされてきました。これは仏教や神道に共通する考え方であり、送り火はその象徴的な儀式です。

火を使った儀式には、「浄化」「鎮魂」「導き」といった多くの意味が込められています。とくに五山送り火のように広範囲にわたって、かつ一斉に火が灯される光景は、単なる視覚的な美しさを超えて、観る者の心を打つ力を持っています。その火の中に、私たちは自らの祖先を想い、日々の生活を見直し、自然や命への感謝の念を新たにするのです。

観光客にとっても、この行事は日本の「精神文化」を垣間見る大きなチャンスです。ただの花火大会や夏祭りとは異なり、「祈りの時間」としての送り火は、非日常的な体験として記憶に深く刻まれるでしょう。静かに手を合わせ、炎の向こうにある見えない世界へと想いを馳せる。その行為自体が、現代において忘れがちな「こころを整える時間」へとつながるのです。

五山送り火+αで楽しむ京都の夏

送り火を鑑賞するだけでなく、その前後に京都の夏の風情を満喫するのもおすすめです。特に注目したいのは、送り火と同日である8月16日に開催される「嵐山灯篭流し(とうろうながし)」です。

この行事は、嵐山の渡月橋付近の桂川で行われ、川面に数千の灯籠が流される幻想的な風景が広がります。送り火の「鳥居形」が浮かぶ曼荼羅山と共に、川に映る灯籠の光が相まって、神秘的な夜を演出します。灯篭には個人の願いごとや故人へのメッセージが記されており、送り火と同様に「祈り」の要素が込められています。

また、お盆ならではの和菓子や風習も楽しむことができます。たとえば「送り団子」は、霊を見送るために供えるお団子で、もち米と黒糖を用いた素朴な味わいが特徴です。この時期には、老舗和菓子店でも限定販売されることが多く、お土産としても人気があります。

周辺の観光スポットとしては、下鴨神社の糺の森で涼を感じたり、広沢池で夕涼みをしたりと、夏の京都ならではの楽しみ方が充実しています。送り火の前後に散策することで、京都という町が持つ奥深い風情と歴史のレイヤーを体感できるでしょう。

さらに、送り火の点火までの時間には、地元の寺社で行われる法要や読経、鐘の音を聞きながら、静かな時間を過ごすのも一興です。観光と信仰、娯楽と厳粛さが絶妙に融合するのが、京都の夏ならではの魅力と言えます。

まとめ|夏の終わり、心を整える時間に

京都五山送り火は、暑さのピークを過ぎた8月中旬に行われる、心に響く伝統行事です。送り火の炎は、私たちに先祖への感謝と、いまある命の尊さを静かに問いかけてきます。観光として訪れる人々にとっても、その光景は忘れがたい夏の思い出となり、また、自身の内面と向き合うきっかけを与えてくれることでしょう。

混雑を避け、天候に備え、自分に合った観賞スタイルを選ぶことで、五山送り火はより深く心に残る体験となります。ただ「見る」のではなく、「感じる」ことができる送り火。その灯りが、あなたの心に静かな安らぎと、確かなつながりをもたらしてくれるはずです。

伝統行事に敬意を払い、現代に生きる私たちが受け取るべき「祈りの灯り」として、五山送り火をぜひ体験してみてください。夏の終わりにふさわしい、心を整える時間が、そこにはあります。

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