エンディング産業展Onlineが6月2日開幕!業界最大級のデジタル展示会とは?

2025.6.5

  • 終活

超高齢社会を迎えた日本では、人生の終末期をどのように準備し、家族や社会とどのように向き合うかが大きな関心事となっています。「エンディング産業」とは、こうしたニーズに応えるために発展してきた業界であり、葬儀、墓地、供養、相続、終活支援、遺品整理など、人生の最期に関わるあらゆるサービスを提供しています。多様化する価値観やライフスタイルに対応するため、エンディング産業は今、大きな転換期を迎えています。 こうした中、エンディング業界の情報発信とビジネスマッチングの場として注目を集めてきたのが「エンディング産業展」です。これまで東京ビッグサイトなどで開催され、多くの業界関係者や一般消費者が集う国内最大級の専門展示会として知られてきました。そして2025年、デジタル時代の流れを受けて、ついにオンライン版『エンディング産業展Online』が誕生。2025年6月2日より正式にサービスを開始し、新たな形でエンディング産業に関わる人々の交流と学びの場を提供しています。 本記事では、『エンディング産業展Online』の概要や魅力、オンライン展示会ならではの利点、さらに2025年のリアル展示会「エンディング産業展2025」の最新情報まで、深く掘り下げて解説していきます。

エンディング産業展Onlineの基本情報

『エンディング産業展Online』は、エンディング業界に関わる企業・団体・専門家が一堂に集い、最新のサービスや製品、ソリューションを紹介するオンライン展示会です。2025年6月2日から正式にサービスを開始し、リアル展示会とは異なる新しい形で業界内外から大きな注目を集めています。

開催期間と開催形式

2025年の『エンディング産業展Online』は、2025年6月2日から通年で閲覧・利用できる長期開催形式を採用しています。リアル展示会と異なり、期間限定ではなく、出展内容を随時更新・拡充しながら、1年を通じて情報提供・ビジネスマッチング・商談の機会を提供します。これにより、来場者は自身の都合に合わせていつでも情報収集が可能となります。 また、一部の期間では「オンライン特別イベント週間」や「限定ライブ配信セミナー」も予定されており、リアルタイムの最新情報や専門家による講演も受けられる仕組みです。

参加・視聴方法

エンディング産業展オンライン 参加方法

『エンディング産業展Online』の参加方法は非常にシンプルで、インターネット環境があれば誰でも全国どこからでもアクセス可能です。 1. 事前登録(推奨) 公式サイトから無料の来場登録を行います。登録後、個別のログインIDとパスワードが発行されます。 2. ログイン・入場 開催期間中は、発行されたIDで専用サイトにアクセスするだけで入場が完了します。 3. 視聴・閲覧 ・出展社のブースをバーチャル空間で自由に巡回 ・製品紹介動画・サービス説明資料を閲覧・ダウンロード ・出展社担当者へのチャット・商談予約も可能 ・ウェビナーやセミナーも視聴可能(リアルタイム配信+アーカイブ) 4. 資料保存・商談 気になる企業の資料はマイページに保存でき、比較検討が容易です。また、商談希望を出せばオンラインでの打ち合わせもスムーズに設定可能です。

出展企業のカテゴリー

『エンディング産業展Online』では、多岐にわたるエンディング関連サービスを以下のようなカテゴリーで分類・紹介しています。 【葬祭関連】 ・葬祭用品 ・供養/埋葬 ・墓地/霊園 ・お坊さん手配 ・安置/搬送 ・湯灌/納棺 ・グリーフケア 【終活・相続・不動産関連】 ・終活/相続 ・不動産 ・保険/金融 ・遺品整理 【ペット関連】 ・ペット供養用品 ・ペット用火葬炉 【ギフト関連】 ・ギフト 【人材・業務支援関連】 ・人材 ・管理システム ・業務支援 【建築・設備関連】 ・建築設計/設備 【広告・制作関連】 ・広告/制作 このように幅広いカテゴリーが用意されており、業界関係者はもちろん、終活に関心を持つ一般の方々まで、多様なニーズに応える情報が集約されています。

主な機能

オンライン展示会ならではの主な機能として、以下のようなものが用意されています。 ・出展ブースのバーチャル見学 ・企業紹介動画・商品デモの視聴 ・資料ダウンロード機能 ・企業担当者とのチャット・オンライン商談 ・セミナーやウェビナーへの参加(リアルタイム配信・アーカイブ視聴) ・マイページでの資料保存・お気に入り登録 ・ビジネスマッチングシステムによる商談機会創出

公式サイト

公式情報や最新の出展社情報は、以下の公式サイトで随時確認できます。

エンディング産業展Online 公式サイト

エンディング産業展の特徴

エンディング産業展は、国内におけるエンディング業界最大級の展示会として、業界関係者・専門家・一般消費者から高い評価を得ています。リアル展示会として長年開催されてきた実績を持ち、2025年からはオンライン版も加わったことで、その魅力と価値はさらに広がりを見せています。ここでは、エンディング産業展ならではの主な魅力を、多角的に掘り下げていきます。

幅広い分野を網羅する総合展示会

エンディング産業展の最大の特徴は、業界内のほぼすべての分野を網羅している点です。葬祭用品、供養・埋葬、墓地・霊園、終活・相続・保険・遺品整理、ペット供養、建築設備、人材支援、ITシステムまで、人生の終末期に関わるあらゆるサービスや製品が一堂に会します。来場者は一か所で多種多様な情報を比較・検討できるため、非常に効率的かつ包括的な情報収集が可能です。 これにより、例えば以下のような幅広いニーズに対応できます。 ・業界関係者・事業者 → 新たな取引先・ビジネスパートナーを発見 ・行政・自治体担当者 → 地域包括ケア・高齢者福祉施策の最新情報収集 ・一般消費者 → 終活・葬儀・供養・相続などの不安解消や準備

最新トレンド・技術の発信拠点

エンディング産業展は単なる製品紹介の場にとどまりません。各企業が最新の研究開発成果、AI・IT技術を活用した革新的なサービス、環境配慮型の新しい供養方法などを積極的に発表する場でもあります。近年では以下のようなトピックが注目されています。 ・デジタル遺品整理・オンライン相続相談 ・VR納骨堂・仮想霊園体験 ・AIによる葬儀プラン最適化 こうした最新トレンドをリアルタイムで把握できることは、業界に携わる企業や新規参入希望者にとっても大きなビジネスチャンスです。

業界トップランナーが集う専門セミナー

エンディング産業展では、展示ブースに加え、業界の第一人者・有識者によるセミナー・講演会が多数開催されています。オンライン版でも充実したセミナーが用意されており、録画アーカイブも利用できるため、自分のペースで最新情報を学ぶことができます。 主なセミナーテーマ例 ・葬祭業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション) ・相続制度と法改正の最新動向 ・海外におけるエンディングサービスの最前線 経営者・現場担当者はもちろん、一般消費者にも実用的な内容が揃っています。

実務に直結する商談・ネットワーキング機能

ビジネス展示会としての最大の魅力は、商談機会の豊富さにあります。オンライン版では以下のようなマッチング機能が充実しています。 ・企業間商談予約システム ・チャットによるリアルタイム相談 ・商談リクエスト機能 地方・海外を含む様々なビジネスパートナーと容易に出会うことができ、業界の新たな連携・協業が日々生まれています。

初心者にも優しい情報設計

終活や相続は誰にとっても身近なテーマでありながら専門性も高いため、初心者にもわかりやすい設計が求められます。エンディング産業展では以下のような配慮がなされています。 ・カテゴリー別に整理された出展ブース ・テーマ別ガイドコンテンツ ・スマートフォン対応の簡易な閲覧システム 専門知識がない人でも安心して情報収集ができる環境が整備されています。

オンライン展示のメリット

エンディング産業展におけるオンライン開催は、リアル展示会とは異なる独自の魅力を備えています。ここでは、オンラインならではの具体的な利点を整理して紹介します。

1. 物理的制約を超えた参加のしやすさ

・地方・海外在住でも移動不要 ・高齢者や介護中の人も自宅から安全に参加可能 ・多忙なビジネスパーソンも短時間で情報収集できる 誰でも場所・時間に縛られずに参加でき、参加者の幅が大きく広がります。

2. 長期間の開催でじっくり情報収集

・通年開催により、必要なタイミングでアクセス可能 ・比較検討や再確認もしやすい ・出展内容も随時更新される場合があり、常に新しい情報に触れられる 短期集中型のリアル展示会に比べ、ゆっくり検討したい人にも適しています。

3. 多様な情報提供手段

・動画プレゼン・3Dブース・資料ダウンロードなどが充実 ・FAQチャットや事前収録コンテンツも活用 ・資料をマイページ保存して後日比較検討が可能 視覚的・体系的に深く理解できる設計となっています。

4. 出展社・参加者双方の効率アップ

・出展コスト(設営・移動・人件費)が大幅削減 ・全国・海外の新規顧客層へアプローチ可能 ・来場者の閲覧データを営業活動に活用できる ビジネス機会の創出と商談効率が高まります。

5. ハイブリッド開催による新たな展示会スタイル

・リアル展示会の対面体験と、オンラインの利便性を融合 ・実物展示・現地商談・オンライン商談が併存可能 ・地方・海外在住者も情報格差なく参加できる仕組みを実現 オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド開催は、今後の展示会の主流となりつつあります。

エンディング産業展2025の開催概要

2025年9月10日(水)から11日(木)の2日間、東京・有明の「有明GYM-EX」にて、第11回目となる「エンディング産業展2025」が開催されます。本展示会は、葬儀、埋葬、供養、相続などの終活産業に関する日本最大の専門展として、多くの業界関係者が注目しています。

開催概要

期間:2025年9月10日(水)~11日(木) 会場:有明GYM-EX(東京都江東区有明1-10-1) 主催:東京博善株式会社(広済堂グループ)

エンディング産業展2025公式サイト

出展対象分野

エンディング産業展2025は、基本的にオンライン版と共通するカテゴリー構成を持ちながら、リアル会場ならではの実物展示・体験要素を大きな特徴としています。出展予定分野は以下の通りです。 【葬祭関連】 ・祭壇、設備、機器、生花、造花製品、荘厳、数珠、ロウソク、線香、焼香設備・備品 ・葬儀業務支援サービス、ご遺体処理サービス 【供養・埋葬関連】 ・納骨堂、納骨祭壇、墓石、供養墓、原石、墓地・霊園管理サービス、仏壇、仏具、神具、仏像 【相続・終活支援】 ・相続、空き家、遺品整理、片付け関連サービス 【ペット関連】 ・ペット葬祭、ペット供養用品・サービス このように、オンライン展示会で紹介されている各分野に加え、リアル会場では製品の質感・大きさ・仕上がり・設置イメージなどを実際に目で見て確認できる点が大きな魅力です。特に設備機器や墓石など、現物確認が重要な製品分野ではリアル展示会ならではの価値があります。

セミナー・イベント

展示会期間中には、業界の専門家や有識者によるセミナーや講演も数多く予定されています。最新の法制度改正動向、事業承継、マーケティング、デジタル技術活用、海外事例など、実務に役立つ専門情報が集中的に提供される予定です。 【主な予定テーマ例】 ・高齢社会と終活市場の今後 ・相続法制度の改正と実務対策 ・葬儀・供養のデジタルマーケティング活用 ・AI・IT導入による業務効率化事例 ・海外先進国に学ぶ新たな供養文化

来場方法

エンディング産業展2025の来場には事前登録が必要です。登録は公式サイトから可能で、主にビジネス関係者・業界関係者を対象に受付が行われています(一般消費者の来場は原則制限)。

まとめ

エンディング産業は日本の高齢化社会の進行とともに急速に注目を集め、年々多様化・高度化しています。その中で「エンディング産業展」は、業界最大級の総合展示会として、企業・専門家・行政・一般消費者まで幅広い層に情報提供・商談機会・学びの場を提供し続けてきました。 2025年は、オンラインとリアルの両面で展示会が開催され、まさに「ハイブリッド型展示会」として新たな形に進化しています。オンライン版『エンディング産業展Online』では、時間や場所に縛られずに全国どこからでも最新情報にアクセスでき、多様な出展カテゴリーを自由に比較検討できます。一方、リアル会場の『エンディング産業展2025』では、現地での実物確認・担当者との直接商談・リアルセミナーによる最新知見の習得が可能となります。 特に今後は、AIやVR、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した新しいエンディングサービスの登場が続くと予測されており、展示会の持つ情報発信・商談・ネットワーキングの重要性はますます高まっていくでしょう。 「エンディングを考えることは、生き方を考えること」と言われるように、これらの展示会は人生の最終段階に備えたいすべての人にとって貴重な情報源となりつつあります。今後もこうした場を活用しながら、自分や家族のための最適な準備を進めていくことが求められる時代に入っていると言えるでしょう。

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